引き直し計算をしよう

取引履歴が開示され、きちんと全部の履歴が載っていることが確認できたら、すぐに引き直し計算に取り掛かりましょう。引き直し計算とは、貸金業者の違法な金利を法定金利に直して計算をやり直すことです。例えば、年利29%で200万円を借りた場合、1年後に200万円×29%=58万円の金利がつき、元本と合わせて258万円を返済しなければいけません。月に1回、返済をする場合は残高に対して30日/365日分の金利がつきます。こうして計算をすると、200万円借りて30日後に5万円を返済した場合、元本のわずか230円しか返済していないことになります。

一方で、利息制限法の上限である15%で計算をし直した場合、返済した5万円のうち金利は2.4万円なので、残りの2.6万円は元本の返済に充てられています。返済をして8回目になると年利29%と15%では、残高に20万円に近い差が出るのです。こうした計算は便利な引き直し計算ソフトがインターネットで簡単に手に入れることができるのでパソコンでしておくと便利です。ほとんどの場合は「日付」「借入金額」「返済金額」を入力すると自動で引き直し計算をしてくれます。単純作業ではありますが、5年分以上のデータを入力すると慣れない人は2〜3時間ほどかかる大変な作業になりますが、頑張りましょう。もしパソコンがどうしても苦手という場合は、電卓などで引き直し計算を行う方法もありますが、計算は複雑で過払い金を確定するところまでたどり着くのは至難の技です。そういった場合は、弁護士や司法書士などの専門家に依頼した方が良いでしょう。

また、過払い金が発生した当日から5〜6パーセントの金利が発生します。貸金業者に過払い金を請求する段階で金利も請求しておけば和解することになったときに金利を免除する代わりに過払い金を全額支払ってもらうという取引条件にもなりますので、過払い金請求をするときに忘れずに金利も合わせて請求しましょう。

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